このページで分かること
- Bコース=自分の事業で収入を得ている人
- 副業・個人事業主は「年収」で見ない理由
- 壁はどこにあるのか
- 税金と社会保険の考え方
- 最初に確認すべき2つ
Bコースは「年収」で考えない
副業や事業をしている人は、
Aコースとは地図が少し違います。
一番大きな違いはここ。
見るのは「年収」ではなく「利益(所得)」。
売上が100万円でも、
経費が60万円なら、利益は40万円。
税金は、この「利益」にかかります。
だからBコースで
「年収いくらまで?」と考えると、地図がズレます。
本業が会社員の人は、両方の記事も参考に
→ 両方へ
Bコースの地形も同じ:坂道と料金所
町の構造は同じです。
- 坂道=税金
- 料金所=社会保険
でも、見ているものが違う。
① 坂道(税金)は「利益」で傾く
税金は、
- 所得税
- 住民税
どちらも「利益」に対してかかります。
売上ではない。
だからBコースは
「いくら稼いだ?」よりも
「いくら残った?」を見る。
ここが最初のポイント。
② 料金所(社会保険)は「保険の形」で決まる
Aコースは会社の料金所(106)がありました。
Bコースは少し違います。
まず確認するのは、
あなたは今どの保険に入っている?
- 会社の社会保険(本業あり)
- 国民健康保険+国民年金
- 家族の扶養
この立場によって、
料金所の場所が変わります。
ケース① 本業が会社員+副業
この場合、
- 社会保険は基本的に会社側
- 副業の利益は税金の坂道だけが増える
つまり、まずは税金の整理が中心。
ケース② 個人事業がメイン(国保)
この場合、
- 利益が増えると国保保険料が増える
- 国民年金は定額(原則)
ここは「税金+国保」がセットで動く。
ケース③ 扶養内で副業
扶養判定は「売上か利益か」を必ず確認
副業をしている場合、
扶養の判定は「所得(利益)」で見ることが多いですが、
これは一律ではありません。
健康保険組合によっては、
- 売上ベースで見る
- 経費を一部しか認めない
- 将来の見込み収入で判断する
- 1ヶ月の収入上限で判断する
など、運用が違うことがあります。
実際に、
「売上」で扶養判定をしている会社もあります。
だからここは、ネットの情報を信じる前に、
- 配偶者の会社の健康保険組合
- 扶養認定の基準資料
を確認するのが一番確実です。
Bコースで迷いやすいのは、
税金のルールと、健康保険の運用ルールが違うところ。
ここを混同すると、地図がズレます。
Bコースで最初に確認するのは、この2つ
Bコースは、まずこれだけ。
- いま見ているのは売上?利益?
- 保険の立場はどれ?
この2つが分かれば、
税金の坂道と
社会保険の料金所を
同じ地図の上で読めるようになります。
よくある誤解
❌ 副業で20万円を超えたら、全部に税金がかかる?
→ 20万円は「所得税の確定申告が必要かどうか」の目安です。
税金がかかるかどうかは、最終的な課税所得で決まります。
住民税の扱いは別になることもあります。
❌ 売上が130万円を超えたら、扶養は必ず外れる?
→ 扶養の判定は一律ではありません。
「売上」か「所得(利益)」か、経費の扱いなどは保険組合ごとに違います。
まずは配偶者の健康保険の基準を確認します。
ここを混同すると、脳が止まります。
だからまずは、「何のルールの話か」を分けて考えます。
年収の壁で迷いやすいのは、「税金」「社会保険」「会社独自ルール」が別々に動くからです。
まとめ:Bコースはこの順番
- 利益を出す
- 保険の立場を確認する
- 税金と社会保険を分けて見る
数字より、順番。
迷ったときの確認ポイント
- いま考えているのは
税金(坂道)の話? それとも社会保険(料金所)の話? - 扶養レーンに入っている?
- 入っている → 130の看板も確認
- 入っていない → 106が中心
- 会社の料金所ルールはどうなっている?
(規模・働き方・月収の条件) - 会社独自の扶養手当はある?
(年収条件で止まる仕組みがないか確認)
数字を暗記するより、
この順番で整理するほうが早いです。