年収の壁と働き方

年収の壁(副業・事業)をわかりやすく|利益で見る理由と保険の考え方(2026年版)

このページで分かること

  • Bコース=自分の事業で収入を得ている人
  • 副業・個人事業主は「年収」で見ない理由
  • 壁はどこにあるのか
  • 税金と社会保険の考え方
  • 最初に確認すべき2つ

Bコースは「年収」で考えない

副業や事業をしている人は、
Aコースとは地図が少し違います。

一番大きな違いはここ。

見るのは「年収」ではなく「利益(所得)」

売上が100万円でも、
経費が60万円なら、利益は40万円。

税金は、この「利益」にかかります。

だからBコースで
「年収いくらまで?」と考えると、地図がズレます。

本業が会社員の人は、両方の記事も参考に
→ 両方へ


Bコースの地形も同じ:坂道と料金所

町の構造は同じです。

  • 坂道=税金
  • 料金所=社会保険

でも、見ているものが違う。

① 坂道(税金)は「利益」で傾く

税金は、

  • 所得税
  • 住民税

どちらも「利益」に対してかかります。

売上ではない。

だからBコースは

「いくら稼いだ?」よりも
「いくら残った?」を見る。

ここが最初のポイント。

② 料金所(社会保険)は「保険の形」で決まる

Aコースは会社の料金所(106)がありました。

Bコースは少し違います。

まず確認するのは、

あなたは今どの保険に入っている?

  • 会社の社会保険(本業あり)
  • 国民健康保険+国民年金
  • 家族の扶養

この立場によって、
料金所の場所が変わります。

ケース① 本業が会社員+副業

この場合、

  • 社会保険は基本的に会社側
  • 副業の利益は税金の坂道だけが増える

つまり、まずは税金の整理が中心。

ケース② 個人事業がメイン(国保)

この場合、

  • 利益が増えると国保保険料が増える
  • 国民年金は定額(原則)

ここは「税金+国保」がセットで動く。

ケース③ 扶養内で副業

扶養判定は「売上か利益か」を必ず確認

副業をしている場合、
扶養の判定は「所得(利益)」で見ることが多いですが、
これは一律ではありません。

健康保険組合によっては、

  • 売上ベースで見る
  • 経費を一部しか認めない
  • 将来の見込み収入で判断する
  • 1ヶ月の収入上限で判断する

など、運用が違うことがあります。

実際に、
「売上」で扶養判定をしている会社もあります。

だからここは、ネットの情報を信じる前に、

  • 配偶者の会社の健康保険組合
  • 扶養認定の基準資料

を確認するのが一番確実です。

Bコースで迷いやすいのは、
税金のルールと、健康保険の運用ルールが違うところ。

ここを混同すると、地図がズレます。

Bコースで最初に確認するのは、この2つ

Bコースは、まずこれだけ。

  1. いま見ているのは売上?利益?
  2. 保険の立場はどれ?

この2つが分かれば、

税金の坂道と
社会保険の料金所を
同じ地図の上で読めるようになります。

よくある誤解

副業で20万円を超えたら、全部に税金がかかる?
→ 20万円は「所得税の確定申告が必要かどうか」の目安です。
 税金がかかるかどうかは、最終的な課税所得で決まります。
 住民税の扱いは別になることもあります。

売上が130万円を超えたら、扶養は必ず外れる?
→ 扶養の判定は一律ではありません。
 「売上」か「所得(利益)」か、経費の扱いなどは保険組合ごとに違います。
 まずは配偶者の健康保険の基準を確認します。

ここを混同すると、脳が止まります。
だからまずは、「何のルールの話か」を分けて考えます。

年収の壁で迷いやすいのは、「税金」「社会保険」「会社独自ルール」が別々に動くからです。

まとめ:Bコースはこの順番

  1. 利益を出す
  2. 保険の立場を確認する
  3. 税金と社会保険を分けて見る

数字より、順番。

迷ったときの確認ポイント

  • いま考えているのは
    税金(坂道)の話? それとも社会保険(料金所)の話?
  • 扶養レーンに入っている?
    • 入っている → 130の看板も確認
    • 入っていない → 106が中心
  • 会社の料金所ルールはどうなっている?
    (規模・働き方・月収の条件)
  • 会社独自の扶養手当はある?
    (年収条件で止まる仕組みがないか確認)

数字を暗記するより、
この順番で整理するほうが早いです。

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